2014-02-26

笑働シンポジウムが

開催されました。

地域恊働いきいきネット大阪10周年記念事業「笑働シンポジウム」が、りそな銀行大阪本社ビル地下講堂にて開催されました。

シンポジウムのテーマは「大阪の未来を語ろう」です。当日は、約200名の皆様にご参加頂きました。前回(2010年)の笑働シンポジウムで感じた、大阪でおこなわれている無数の恊働が織りなす「これから」や「始まり」の物語を、今回のシンポジウムでは、より具体的な「活動事例」として知る場となりました。まず第一部では、「大阪の未来をつくる活動紹介」として6つの取り組みが紹介されました。(以下は発表順です)

2:「東大阪市まちづくり意見交換会」

3:「学校からのまちづくり(茨木市立郡山小学校)」

4:「恩智川クリーンリバープロジェクト」

5:「未来を変えるごみ袋をつくろう」(オルディ㈱)

6:「安威川ダムプラットフォーム形成支援事業」

いずれの活動も、官・民・産・学が一体となった地域づくり、まちづくりの取り組みが見えます。また、まちづくりを身近なものとして考えるきっかけにもなりました。詳しい内容につきましては、後日あらためてご紹介させて頂きます。

続いて第二部では、「大阪の未来を語るパネルディスカッション」がおこなわれました。 パネリストには、河井孝仁氏(東海大学文学部広報メディア科教授)、忽那裕樹氏(E-DESIGN代表)、藤原明氏(りそな総合研究所 プロジェクト・フェロー)、太田種一氏(地域恊働いきいきネット大阪会長)、村上毅氏(大阪府都市整備部部長)の5名をお迎えしました。日頃から様々な立場で「恊働のまちづくり」に関わっておられる「大阪のキーパーソン」ともいえる方々です。

第一部での活動内容を振り返りつつ、今後の大阪のまちを具体的に、魅力的なものにするためにはどうすべきかという議論が展開されました。途中、会場からの挙手にパネリストの方が質問に応じるという場面もあり、議論が進むほどに白熱したものになりました。

経験や具体例をもとに語られる大阪のまちづくりの話は、とてもイメージがしやすく、興味深いものになりました。1時間15分はあっという間に過ぎ、少し物足りなさも感じるほど。ディスカッション中に飛び出した「世界に通用する大阪のまちづくり」も、決して不可能ではないな、と思いました。

第三部では、懇親会として学生によるプレゼンがおこなわれ、笑働シンポジウムは終了しました。 年度末のお忙しい中にも関わらず、会場にお集り頂いた皆様、本当にありがとうございました!